「あの馬鹿、また始めやがった…」
会議や報告のたびに、延々と続く上司の話。同じセリフの繰り返し。
時計をチラチラ見ながら、心の中で「早く終わってくれ~」と願っていっていても、中々上司の話が終わらなかった経験はありませんか?
私も「残業時間減らせ!」と言っているのに、夕方に1時間、2時間も中身のない話をする上司に、イライラを抑えながら話を聞いていた経験があります。
結論から言うと、話が長い上司は無能です!
普通の上司であれば、自分と部下の時間をお互い無駄にしている事に気付きます。
30分、1時間も話している上司はもはやアホの極みでしょう!
2、3分あれば伝えられます
この記事では話が長い上司特有の心理をタイプ別に分析し、その対処法を解説していきます。
- 話をまとめる能力がない上司
- 承認欲求が強い上司
- コントロールする事が好きな上司
話をまとめる能力がない上司
伝えたい内容が明確になっておらず、話が散漫になってしまっているタイプです。
頭の中で考えながら話しているため、要点を絞りきれていないので、結局何が言いたいかわかりません。
理性よりも感情が優先になる上司に多いです。
話の最初と最後で違うことを話していたりも
話をまとめる能力がない上司の特徴
話をまとめる能力がない上司には以下の特徴があります。
- 話の順序がバラバラで、聞き取りづらい
- 「えーっと」「つまり」など、口癖が多い
- 話が脱線しやすく、なかなか結論にたどり着かない
「もうちょいで終わる」「終わりそう」「えっ?終わらないの?」
終わりそうで終わらない、終わったと思ったらまた同じ話を始める傾向があります。
壊れたラジカセかよ
話をまとめる能力がない上司の対処法
要点を整理しながら確認するとよいでしょう。
「重要な点は○○と○○ですね」と確認することで、話の道筋を立て直す手助けになります。
ゴールへの道筋を立ててあげましょう
またメモを取ることで、話に集中していることをアピールできます。
メモしてるフリでもOKです
承認欲求が強い上司
周囲から認められたい、評価されたいという気持ちが強いタイプのきらきら上司です。
自分の話を聞いてもらうことで、その欲求を満たそうとしています。
偉そうに話をしている自分に酔っていますが、部下の反応は冷ややかで、さっさと終わってくれと思っています。
誰も上司の自慢話なんて興味ありません
承認欲求が強い上司の特徴
承認欲求が強い上司には以下の特徴があります。
- 話の途中で何度も同意を求めてくる
- 相手の反応を伺いながら、話を膨らませようとする
- 自慢話や苦労話を延々と語る
稀に本当に有能な上司もいますが、この手のタイプは話を盛ります。
承認欲求が強い上司の対処法
共感する姿勢を見せると喜びます。
「すごいですね」「大変でしたね」「まじっすか!」など、相づちに感情を込めるように意識しましょう。
少しオーバーなリアクションでOKです
反応が薄い、ノーリアクションだと機嫌を損ねるので注意が必要です。
また具体的に質問をすることで、話を聞きたいという姿勢を示しつつ、話題を絞り込むことができます。
コントロールする事が好きな上司
自分が話の中心となり、周囲をコントロールしている感覚に酔いしれているタイプです。
自分の知識や経験を披露することで、優越感に浸っている可能性も。
承認欲求が強い上司と似ていますが、こちらは自分中心寄りです
コントロールする事が好きな上司の特徴
コントロールする事が好きな上司には以下の特徴があります。
- 話を遮られることを嫌う
- 相手の反応をあまり見ずに話し続ける
- 専門用語を多用したり、過去の武勇伝を語ったりする
我が強いところは承認欲求が強い上司と似ていますが、こちらは相手の反応を気にしない、自分中心に振り切ったタイプです。
話が面白かったら良いのですが、絶望的に面白くない話をされた場合は地獄です。
コントロールする事が好きな上司の対処法
最初は適度に相槌を打ち、聞いている姿勢を示しましょう。
話を聞いていなくても、無視するような態度は逆効果です。
「○○ということですね」と要約して確認することで、話を遮りやすくなります。
話の序盤ではなるべく聞いて、同じ話をしだしたら、話を終わらせるチャンスです。
話題をそらして、話の主導権をこちら側に移しましょう。
上司との良好な関係を築きながら、無駄な時間を削減!
話が長い上司への対処は、忍耐が必要となる場面もあるでしょう。
しかし上司のタイプを理解し、上手くコントロールすることで、良好な関係を築きながら、無駄な時間を減らすことが可能です。
コミュニケーションは双方向です。
部下からの適切なフィードバックが、結果として上司の話し方の改善にもつながる可能性があります。
今回の記事の内容でこの世から少しでも上司の無駄話が減れば幸いです。
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