「上司が嫌すぎて会社に行くのがつらい…」
仕事自体は好きなのに、上司との関係がうまくいかず、毎日を悩んで過ごしている方もいませんか?
上司との関係は、仕事に対するモチベーションや人生の満足度にも大きく影響します。
「上司が原因で退職するのはありなのか?」
答えは、「一概にYESともNOとも言えない」です。
まずは一旦立ち止まって現在の状況を整理し、一時的な感情で判断するのではなく、5年、10年後の状況を予測して総合的に考えていきましょう。
- 上司への不満が一時的か長期間にわたって継続しているかを見極める
- 給与や待遇の面も要素も考慮して、許容できないなら転職も視野
- 同じ上司が将来的に続くなら転職推奨、1、2年程で異動するなら様子をみましょう
この記事では、上司との関係で悩んでいる方が、冷静に状況を分析し、最適な選択をするためのヒントを紹介します。
退職は本当に必要か考える
自分の感情を理解する
まずは、自分自身の感情をしっかりと理解することが重要です。
上司への不満が一時的な状況によるものなのか、長期間にわたって継続しているものなのかを見極めましょう。
感情日記をつけるなどして、自分のストレス度を客観的に把握する方法もあります。
一時の感情で退職してしまって、元いた会社の良さに気づき退職を後悔した人を何人か知っています。
後先考えず退職は1番ダメ
問題の根本原因を分析する
次に上司との関係で問題を感じている点を具体的に挙げてみましょう。
上司の指示の不明確さ、コミュニケーションの不足、ハラスメントの有無など問題の種類を特定することで、解決策が見えてくることがあります
解決策を探ってみよう
上司との関係を改善する方法はいくつかあります。
直接上司に伝える
どーせ辞めるんだし!ダメ元で直談判!
という気持ちで問題点を具体的に伝え、改善を求めてみましょう。
パワハラ上司の場合は直談判はオススメはしませんが、能力が低い上司の場合は対応してくれる場合があります。
私も昔、指示がコロコロ変わる上司に一回キレたら、本人も自分の能力の低さを自覚していて、「ダメな上司でごめんね」と謝られ、関係が少し改善した経験があります。
パワハラ上司は逆切れされるリスクあるから注意です
同僚や先輩に相談する
上司との関係で悩んでいることを相談し、アドバイスをもらってみましょう。
そもそも信頼し相談できる相手が何人かいる職場は最悪ではないです。
愚痴を聞いて貰うだけでも気持ちが楽になりますよ。
上司だけなく、同僚や先輩にも恵まれない場合は転職も視野に入れた方がいいです。
会社の人事部に相談する
パワハラやセクハラなどの問題がある場合は、人事部に相談してみましょう。
昔と違ってパワハラ、セクハラについては会社は敏感です。
会社側が全く動く気配がない、改善がない場合は今後も苦労する事が予想できるので転職を検討をおすすめします。
会社は金を稼ぐ場所だと割り切る
上司がクソでも、給料が良いなど会社の労働条件が良い場合は、苦痛をお金に変えていると考え方を変えてみるのも良いかもしれません。
会社では感情を殺して仕事をし、家庭での時間や週末の趣味の時間を全力で楽しんでバランスをとっている同僚もいました。
転職活動をする
上司との関係が改善の見込みがない場合は、転職を検討するのも一つの選択肢です。
転職エージェントや転職会議などで事前に転職を希望する会社の情報を仕入れておくと、転職リスクを減らせます。
下調べせずにハローワークの求人に応募すると、ミスマッチの可能性が高くなります。
転職をした方が良い場合
以下の状況が長く続く事が予想される場合は転職をした方が良いかもしれません。
上司のハラスメント行為
パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、モラルハラスメントなど、精神的な苦痛を伴う行為を受けている場合で改善の見込みがない場合は職場を変える事をおすすめします。
過剰なストレスと健康問題
上司の存在が直接的にストレスの原因となり、健康を害している場合は転職を考えるべきです。
ストレスがたまりすぎて、メンタルをやられて数ヶ月も休職したり、そのまま退職など、今後の人生に悪い影響が続く場合があります。
一度メンタルをやられると長い戦いになります
上司のせいでキャリアパスが閉ざされている
上司の評価が低いため、昇進や転職の際に不利になる場合です。
努力や成果を認められず、上司から常に否定的なフィードバックばかり受けているとモチベーションの低下にもつながります。
長期的な成長が望めないため、会社に早めに見切りをつける事も視野に入れましょう。
上司より上の立場に行くことは可能か不可能か?
外部のサポートを考慮する
内的な解決が難しい場合は、カウンセラーやメンターに相談することも一つの手です。
プロフェッショナルな視点からの助言は、新たな解決策を見つけるきっかけになるかもしれません。
転職を決断する際は、以下の点も考慮しよう
転職によるリスク
転職には経済的なリスクや、新しい環境への適応の難しさなど、様々なリスクが伴います。
現在の環境を離れることが本当にベストな選択なのか、また新しい職場で同じ問題が発生した場合にどのように対処するか、よく考えることが大切です。
上司が原因で退職を決断する前に、自分のキャリアを長期的に見直してみましょう。
特に35歳以上の転職はリスクが高く、転職するたびに労働条件が下がる事もざらにあります。
転職会議などサービスを利用することで、事前に会社の雰囲気を確認しておくと、転職失敗のリスクを減らせます。
転職後のキャリアプラン
転職後のキャリアプランを明確にし、転職が自分のキャリア目標に沿っているかを確認しましょう。
20代での異業種転職は全然ありですが、年齢を重ねてからの異業種転職は待遇面でのグレードダウンは必須です。
転職活動の準備
転職活動に必要な情報を収集し、しっかりと準備をしてください。
後先考えず現在の感情だけで行動は失敗するリスクがあります。
ハローワークの求人については入社してみるまで求人票の内容が本当に正しいか判断できない怖さがあるので、
事前に相談できる転職エージェントを利用をおすすめします。
上司に退職を言い出しにくい時
退職を考える原因がパワハラ上司や高圧的な上司の場合は、なかなか退職を言い出しづらい場合もあります。
最悪退職届を受け取ってくれないなんて事も。
そうした場合は退職代行を使う方法が良いでしょう!
退職代行を使えば、面倒なやりとりは退職代行がやってくれるので会社に顔を出す必要はなくなります。
また自分の力で辞めたい場合は、退職サポートというサービスがあります。
こちらは極力自分の力で辞めたい人をサポートするサービスです。
上司が原因で退職は「あり」か「なし」?まとめ
上司が原因で退職するのは、決して悪いことではありません。
そんな人間を上司にする会社も問題あり!
しかし安易な決断は避け慎重に検討することが重要です。
一旦自分の状況を見直し、上司以外の会社の待遇面などを長期的に考慮して行動を選択することが重要です。
根本的な問題を解決することで、より良い職場環境を築ける可能性もありますので、焦らずじっくりと考えてください。
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